人にも環境にも安心・安全な家づくりで“丁寧な暮らし”をつくる「循環の家」は、人の居場所である住宅を「建築する」→「暮らす」→「改築・修繕する」→「解体する」→「土に還る」というアトリエデフ従来の建築の考え方から、さらにサーキュラーエコノミーへのシフトを目指し、「素材を再活用し建築する」ことを加え、産業廃棄物を出さないこと、環境負荷を与えないこと、人の健康を害さないことに徹底した新たな建築のあり方を提案する住宅です。
そこには、①素材、②技術、③エネルギー、④暮らしという4つの循環が取り入れられています。
トレーサビリティの確かな自然素材だけを使い、家を建てています。
木材は全て国産材を使い、手入れが必要な日本の山に健全な循環を生み出します。
将来役目を終えた際、原料となり加工し続けられる素材と、土壌を汚染せずに土に還る素材を使います。
大工の手刻み、左官の塗り壁といった職人の伝統技術は、身近な自然素材を活かすサステナブルな技術です。
それらを未来へと継承すべく、活用と共に人材育成も行います。
再生可能エネルギー由来の電気を使用し、また災害時などに備え、太陽光発電と蓄電池を活用します。
給湯は薪ボイラー、暖房は薪ストーブを使うなど、木質バイオマスを使用します。
雨水はタンクに溜めてトイレで再利用、生活排水は自然のろ過装置で浄化し、庭や畑の散水などに活用、最後は水辺の生物が住むビオトープへと流し、水を宅内で活用します。
自ら畑で作物を育て、森の整備を行って得た間伐材で薪を作るなど、暮らしを自分でつくります。
保存食など地域の暮らしを学びながら、土地や気候に沿った暮らしに取り入れます。
わたしたちアトリエデフは、家をつくるのではなく、人と自然が循環する暮らしをつくる会社です。
循環の家での暮らしが、サーキュラーエコノミーの概念そのものであるよう、自然の循環に沿った「丁寧な暮らし」をお客さまに発信・普及し、自然と共生する生き方を提案し続けています。
また、これまでの「いつか土に還る家」から「資源を使い続ける家」への完全シフトを目指し、建築素材の生産から廃棄までを自主調査し、製造業社やメーカーなどとの協業などに向けて動き出しています。
よりサステナブルな住宅、地球環境に根ざしたこれからの建築を目指し、「循環の家」は今後も進化します。
アトリエデフ
http://a-def.com